2014年03月26日
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駒場の「馬神」碑 ・騎兵第一聯隊忠魂碑

Written By: 川俣 晶連絡先

「馬神」碑 §

「馬神」碑

「実は屋内射撃場を見に行った時、この真ん前を通過したのに気付かなかったのだ。痛恨なので見に行った」

「ひ~」

「馬蹄が並んでいて、小さい賽銭箱もあった。でも説明書きは何も無し。これは見落とす」

騎兵第一聯隊忠魂碑 §

忠魂碑

「これも近くにあったので探した。場所ははっきりしなかったが、怪しい階段があったので上がってみたら目の前にあった」

「で、これを見ることに意味があったわけ?」

「ある。騎兵も馬なんだ。つまり、目黒、駒場、馬事公苑を経由して府中に至る『東京西部馬ライン』が存在するのだろうと思う。「馬神」碑も、忠魂碑もその馬ラインの上にある」

「馬ラインが見えたことで点が繋がって線になったわけだね」

屋内射撃場 §

屋内射撃場

「実は痛恨その2に気付いた」

「なんだよ」

「崖下の北沢川に抜けて帰ろうと思ったのが上手く抜けられずに焦った。しかし最終的に246まで出て北沢川に入った。というか、ここは目黒川かな。ともかくそこで見上げると、そこに不規則な屋根の射撃場の建物が見えるじゃありませんか」

「見えるのか!」

「何か建設していたから、建ってしまったらもう見えないかもしれない。でも今は見える」

「見えるにも関わらず、ずっと気付かなかったのは痛恨ということだね」

「まあ以前も建物があって視界を遮っていたようではあるけどね」

「でも見える距離とはびっくりだね」